ストレートに大学を卒業し、社会人になってから六年。もしくは高校を卒業して十年。それが28歳という年齢です。著者は人生戦略会議。ちょっと怪しげな名前ですが、十一名の構成員による共同執筆ということでしょう。
以前『28歳からのリアル』という書籍を取上げましたが、こちらはその中でも特に重要となってくるお金について細かく触れた内容です。項目は七つに分かれていて、仕事、結婚、住まい、フリーター、未来、借金、投資です。
私はこの年齢に近いので色々と実感を持って読むのですが、読めば読むほど現実逃避をしたくなります。かっこわらい。と笑えなくなってくるのが28歳という年齢でしょう。本書の中でも触れられていますが、結婚する友人もちらほらと周りに出てきます。そうすると住宅のことも考え始めるでしょう。また、場合によっては転職もあります。
本書を笑って読めるのは二十代前半まででしょうか。二十代前半であれば、「リアル」をリアルに感じなくてもまだ済みます。ですが、「28歳」という年齢を目前にしている、もしくはジャスト28歳となると「え、みんなこんなに貯金してるの?」「こんなに給料もらってるの?」なんてリアルが目に痛いこととなります。
やっぱり特にシリアスに感じるのはすぐにどうこう変えることができない貯蓄額でしょうか。貯蓄がいくらあるかによって、「いま結婚できるのか」「子供を育てることができるのか」「家を買うことができるのか」などが即判断されます。そう、28歳の時点で「結婚したくともできない」経済状況であるなどと結論されてしまうのが本書の恐ろしさであり、お尻を叩いてくれることが効能でしょうか。
お金を真剣に考えるということは、現実を真剣に考えることと同義です。以前も書いたかもしれませんが、愛でご飯は食べられません。生きるために、私たちはお金を消費します。お金を稼がないことには、生きていけません。
書いていて、これからの人生をどのように生きていけば良いのかと悩みもしますが、本にしろ何にしろを通して私たちは何らかの経験を得ることができます。それがこういった本を読むことによって得られる一番の収穫でしょうね。
以前『28歳からのリアル』という書籍を取上げましたが、
私はこの年齢に近いので色々と実感を持って読むのですが、
本書を笑って読めるのは二十代前半まででしょうか。
やっぱり特にシリアスに感じるのはすぐにどうこう変えることがで
お金を真剣に考えるということは、
書いていて、
